銀山温泉

銀山温泉は山形県の温泉です。

銀山温泉は、山形県尾花沢市にある温泉です。かつては銀山の街であり、温泉は寛永年間に工夫が見つけたとされています。１９１３年の大洪水で一時は壊滅状態でしたが、地元財界の力で復興し、１９６８年には国民保養温泉地の指定を受けました。銀山温泉の泉質は食塩硫化水素で、街には大湯としろがね湯という公共温泉もあり、神経痛・リウマチ・皮膚病・婦人病・成人病に効能があるとされています。
銀山温泉へのアクセスは２通りあります。まず山形新幹線で山形大石田駅に行き、そこからバスで４０分ほどで到着します。車の場合は国道４７号線から国道３４７号線に入り、尾花沢市の中心部を抜けていくようにするとよいでしょう。景観保全の目的から、車両通行止めになっている場所もありますから、注意が必要です。ＪＴＢなどでは銀山温泉のツアーなども企画しているようです。銀山温泉のホームページもありますから、チェックするとよいでしょう。

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銀山温泉　旅館藤屋

銀山温泉の温泉宿

銀山温泉の温泉街にはガス灯が並び、遊歩道には足湯があります。藤屋や能登屋・古山閣といった旅館や宿が軒をつらねますが、多くは大正から昭和初期に建設された建物のようで、木造建築が多いようです。この温泉街の光景は銀山温泉のシンボルとされていて、景観保全の条例が定められているそうです。雪の季節などは、なんともいえない情緒がありますね。
銀山温泉には、こじんまりとした温泉宿もあります。湯治のために長期滞在するにはうってつけですね。秋などは、銀山川沿いを散策したり、滝や鉱山跡を見ながら紅葉を楽しむことができます。湯治で温泉療法をする場合には、専門家のアドバイスを適切に受けることが大切ですが、歴史のある銀山温泉ならその点でも安心できますね。情緒のある街並みや、四季おりおりの変化を見せる銀山温泉なら、リラックスして温泉につかることができますし、何度訪れても飽きることは無いでしょうね。

銀山温泉の人気

銀山温泉は、ＮＨＫの連続テレビ小説「おしん」の舞台でした。１９８３年の放送から、銀山温泉は全国にその名を知られるようになりました。おしんはとても人気のある番組ですから、舞台が注目されるのは当然でしょうね。ＮＨＫの大河ドラマの舞台も、放送されている年や翌年は観光ブームがおきたりしましよね。
銀山温泉の有名人といえば、藤屋の女将である藤ジニーさんでしょうか。藤ジニーさんは白人のアメリカ人で、旧姓はジニー・ビューというそうです。公共広告機構のテレビＣＭなどに出演していましたし、メディアに露出する機会が多いです。旅館の女将が外国人というのは意外な感じもしますが、それはそれで日本も国際化したということでしょうね。
銀山温泉の三層四層の木造バルコニー建築の街並みは、大正ロマンを感じさせるレトロな雰囲気で、おしんの舞台にはピッタリです。その中で外国出身の旅館の女将というのも、ギャップがあってまた面白いかもしれません。