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遮光シートを窓ガラスに

遮光シートをご存知ですか。遮光フィルムなどとも呼ばれますが、以前に流行した車のガラスに貼るカーフィルムをイメージしてください。 遮光シートは、農業用のビニールハウスなどにも使用されますが、家庭の窓ガラスに貼るためのシートも販売されています。車用のシートを 流用することもできますが、大きさから考えると家庭用の遮光シートを使用するほうが手がかかりません。
遮光シートは、ホームセンター や通販で購入することができます。寸法がいろいろありますから、窓の寸法にできるだけ近いものを選ぶと楽ですね。紫外線のカットだけが 目的の透明の遮光シートや、暗室などに使う完全遮光のものまで幅広くあります。
遮光シートは、カーテンのつれない台所の窓や、階段 の窓などには最適です。特に西向きや南向きの窓に貼ると、効果はてき面でしょう。すだれのように、風が強い日に心配することもありません。

遮光シートの貼り方

遮光シートの貼り方は、簡単です。
まず用意するものですが、当然遮光シートですね。価格は数千円程度ですし、施工キットになって いるものもあります。あとは中性洗剤とスポンジ・ゴムへら・キッチンペーパーと新聞紙・カッター・霧吹きでしょうか。ゴムへらや霧吹き は、100円ショップの掃除用具や園芸コーナーがお得です。
最初にガラス面を掃除します。窓の下に新聞紙などを引いて水が落ちても よいようにします。水分はキッチンペーパーでふき取ると、ケバが残りません。遮光シートはガラスより2ミリ程度小さく切ります。
霧吹きで水や専用の施工液をガラスとフィルムにつけて、仮貼りします。クレセントの所などから入れると、やりやすいです。ゴムへらで ならしてから、中の水分を中心から外側に押し出します。水分は1日程度で乾きますが、その間なら水玉ができても抜くことができます。

遮光シートの効果

遮光シートには、さまざまな効果があります。もちろん遮光シートに付加されている性能にもよりますが。
まずは省エネ効果ですね。 日差しを遮ってくれますから、夏などは冷房効率が上がります。紫外線をカットする遮光シートなら、日焼け対策にもなりますね。
それから防災や安全にも効果があります。遮光シートを貼ることで、ガラスが割れたときの飛散を防ぐことができます。万一の地震の時など 安心ですね。程度にもよりますが。誤って転倒したりしてガラスに手をついてしまったときも、ガラスの飛散が少ないので大怪我にはなり にくいです。
遮光シートには、ある程度の防犯効果も期待できるでしょう。ガラスを切ってクレセントを開けるような手段には有効でしょう。 ただ防犯用のフィルムはもっと高価な物ですから、値段に見合った程度と考えるのが妥当でしょうね。
ほかにも思いがけない 効果があるかもしれません。

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