ウコンの効用を紹介します。沖縄産のサプリメントや顆粒・お茶などが人気で、うこんの力はテレビＣＭでもおなじみです。成分のクルクミンは肝臓機能改善に効果があります。ウコンの効用や効能、副作用の情報もお届けします。
ウコンの効用は、たくさん発表されています。二日酔いに効くという口コミで、ウコンの力が人気商品になっていますね。
ウコンの効用と
表現していますが、ウコンはサプリメントや顆粒・お茶などがいわゆる健康食品として販売されていて、薬ではありません。ですから効用や
効果という表現は、薬事法で定められてないウコンには本来使えません。このページでは、発表されているウコンの情報として効用・効果・
効能と表現します。
ウコンの効用の主なものには、肝機能改善・肝障害予防・胆汁の分泌促進・抗酸化作用・殺菌作用・動脈硬化の予防
があります。アメリカの動物実験の研究結果では発ガンの予防効果があるとされていて、最近ではテレビ番組でダイエット効果が期待できる
ことが取り上げられ話題になりました。これらのウコンの効用は、ウコンに含まれるさまざまな成分を分析した結果です。
ウコンの効用というと、二日酔いに効くとか肝臓に良いと、真っ先に思い浮かびますよね。これはウコンに含まれるクルクミンという色素成分
の働きによるものです。ウコンは熱帯に自生するしょうがの仲間で、日本では沖縄と鹿児島の一部の地域でしか自生していません。沖縄では、
昔からウコンは肝臓を強くすると伝えられてきました。クルクミンは胆汁の分泌を促進し利尿作用もあありますから、胆炎などの肝機能障害
の予防に効果があります。
ウコンの効用はありがたいのですが、副作用もあるようです。まず妊娠中や授乳中は、サプリメントなどの
摂取を控えたほうが良いようです。ウコンの成分が子宮に影響を与える可能性があることと、データーがないことが理由です。あとは皮膚に
かゆみなどのアレルギー症状がでることが、稀にあるそうです。肝硬変などの肝機能障害をわずらっている場合には、ウコンが肝臓の負担に
なりますから摂取は厳禁です。
ウコンの効用では、肝臓ばかりがとりあげられます。これは健康食品としてのウコンの多くが秋ウコンを原料にしているからです。ウコンの
仲間には、秋ウコン・春ウコン・紫ウコンがあります。秋ウコンは春ウコンに比べると、１２倍ものクルクミンを含んでいます。ですから、
ウコン＝秋ウコンと狭義で考えられても仕方ありませんね。
ウコンの効用は、春ウコンや紫ウコンにもあります。精油成分やミネラル分が
豊富なため、五臓の強化や胃腸病・老化防止に効果があるとされています。喫煙者の場合ですと、有害物質の排出にも効果があります。また、
ピロリ菌を除去する作用もあるそうです。
春ウコンには秋ウコンに比べると、精油成分やミネラル分が６倍程度含まれています。２つの
ウコンの効用をミックスした「秋春ウコン」という商品を通販で見かけました。
ウコンの効用はありがたいですが、用法・容量を
きちんと守って摂取したいものです。
